建築家の建築作品集・Webオープンハウス-工事監理〜竣工写真編

建築家・今野暁史の建築作品集です。
現場監理から竣工まで建築家目線で現場をレポートしていきます。
※こちらのブログではHPのコンテンツの一部として工事現場の写真や竣工写真を紹介しています。
建築家のプロフィールや建築相談はHPよりご確認ください。
家事楽な洗面室・廊下の有効活用〜WEBオープンハウス・DomadomaHouse
外観夜景

DomadomaHouseの二階を紹介する前に外観の紹介です。

外観夜景

この物件の敷地は斜めに道路が通っている変形地なのですが、南に建つ三階建ての分譲住宅郡の視線を交わす為、あえて斜めに配置しています。

アプローチ

日当たりも良好なのですが、手入れが大変にならぬようアプローチと兼用した通り庭のみを設けています。
リビングからも景観を愉しむ事ができ、まさに一石二鳥の庭です。
季節に応じて、花が咲いたり実がなったり、季節感を感じられる山野草の通り庭。
都会の喧騒から気持ちを切り替えて自宅にたどり着ける散策路です。

洗面浴室

さて、2階の紹介ですが浴室はUBのガラス扉のものを採用しています。
洗面所から見通せて、あかりを内部まで取り込んでくれます。
また、サンルーム的にも利用できる配置としています。

浴室は通常、日当たりの良い場所に設けることは無いと思うのですが、利用していない間も空間として利用できる配置が私は好きです。
また、ガラス張りの浴室は子育てにとても有効だと思っています。
子供がお風呂に入っている時に洗濯物や片付けながら様子を伺ったり、会話をすることができるから。
浴室は貴重なコミュニケーションの場だと思っています。

洗面台は造り付けですが、ミラーキャビネットは既製品と造作家具を組み合わせて利用しています。

体重計ストッカー

足元には体重計のストッカーをつけました。
体重計を取り外さずにそのまま測る事ができるタイプのものです。

洗濯室

洗濯スペースはその並びにあって、廊下からも主寝室からもアクセスできます。
リネン収納も充実しています。

家事楽な洗面室

洗濯物の畳み台スペース、ハンガーストッカーや洗濯前の衣類をストックするスペースなどもキチンと備えています。
家事を気持ちよく、そして楽に行える事。
家造りにおいて常に心掛けたい所で、見た目だけを追求するのでなくこういった細部の設計があってこそ、快適な生活が送れると思っています。
生活の潤いといいますか、日常が素敵になる工夫。
特に家に長くいる奥様への配慮が重要ですね。 私はそれを家事楽な家と呼んでイロイロな工夫を試しています。
それらのアイデアは別のブログにまとめていますので良かったらチェックしていただけたらと思います。

→子育てを愉しむ家造り・家事楽な家のアイデア

ライブラリーコーナー

廊下部分は家族のライブラリーを兼ねています。
アルバムや家族の趣味のものがこの場に溢れ、趣味や興味を共有します。
廊下部分がただの通路にならない工夫で、廊下でも気持ちよく感じられる場所でありたい思っています。
それは、先ほどの通り庭でもそうですが、ただ通過するだけの場所という空間ほど無駄なものは無いと思います。
プレゼン時点の図面ではなかなか表現しきれない部分なのですが、こういう部分も一生懸命デザインしようと心掛けています。

主寝室

主寝室は一面色を変えています。
リビングには蓄熱暖房を採用していて、その一環でパネルヒーターを設置しています。
深夜電力利用で安く利用できます。
※黒い金物は壁掛けTV用です。

コレクションスペース ウォークインクロゼット

主寝室のウォークインクロゼットとコレクションスペース。
収納が充実しています。

子供部屋

子供部屋は将来仕切って使う予定です。
今は仕切りや収納が無い為広々としていますが、二分割すると子供部屋としては少し小さめになります。
その分、廊下のライブラリーやリネン庫、リビング収納等を充実させています。
できる限り、子供部屋の要素が家中に染み出し笑顔のこぼれる家を目指しています。

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Domadoma Houseの竣工写真は今回が最後ですが、家具などが入った写真などを後に更新するかもしれません。
通り庭も季節が悪くなってしまったので暖かくなったら再度撮影したいと思っています。
また、期間をあけて覗いてみてくださいm(_ _)m

→WEBオープンハウス〜DomadomaHouse 疎萋鵑離襦璽
Domadoma Houseの1階部分の竣工写真です。

| DomadomaHouse | 03:33 | comments(0) | trackbacks(0)
WEBオープンハウス〜DomadomaHouse 疎萋鵑離襦璽
玄関土間

おかげさまでDomadomaHouseが竣工致しました。
オープンハウスを急遽開催させていただきましたが、WEBでも写真を紹介させていただきます。

DomadomaHouseには二つの土間があります。
ひとつはこの玄関土間。
たっぷりとった玄関は自転車を飾ったり、いすを置いたり出来るスペースを確保しています。
内と外との境界が曖昧なこの場は生活にゆとりを与えてくれます。
スリット窓から覗ける緑がとても気持ちよいのですが、何よりも玄関扉を開けて広がるアプローチ庭が晴れ晴れとした気分にさせてくれます。

シューズインクローク

玄関からはそのままリビングに出れるルートと、このシューズインクロークに繋がる二つの動線があります。

シューズインクローク

買い物袋を提げたままキッチンに出ることもできる副銅線で、上着や(バイクの)ヘルメットなどを収納ができます。

シューズインクローク

玄関との仕切り扉はミラー扉となっていて全身を確認できるようになっています。

パントリーから

シューズインクロークを抜けると、パントリースペースで勝手口も設けています。
雨の日などの出入り口として利用したり、宅急便などの受け取りはこちらで行う予定です。

そのパントリーからキッチンへと繋がり、家事動線としては非常に使いやすく設計しているわけですが、一方、帰宅した家族が(特に上着を着る季節)キッチン前のルートを使うことも多くなると思います。
しかし、そういった少々の摩擦は私はあった方が良いと考えているんですよね。
家族遠目を合わさずに部屋にたどり着けるということの無いように、そんなちょっとした触れ合いの積み重ねが重要だと考えています。

造り付けキッチン キッチン

キッチンは造り付けとしています。
シンク前にはステンレスのBOXを埋め込んであり、洗剤などを隠せる様にしています。
また、バックセットには飾り棚を設け、お気に入りの食器を飾れるようにしています。

リビング

リビングの写真です。
ほんと、我が家とそっくり。ちょっと恥ずかしいぐらいです(笑)
オープンハウスの際にも質問があったのですが、お施主様に私の自邸と同じ家の設計を依頼されたわけではありません。
ご要望などを取り込み、周辺環境に落とし込んでいく過程でほぼ同じ家となったのです。
部分部分、細かいところではイロイロな違いが有るのですが、写真で見ると自邸そのものですね。

DomadomaHouseの名前の由来はもちろんこのリビングの土間スペースから。
こんもりと掘り下がったスペースでとても落ち着きます。
一段下がっているので天井高さも高くなっています。
都市型住宅ですと2階にリビングを設けることが多いですが、私は可能な限り1階にリビングを作りたいと思っています。
庭を眺められる間取り。
そして地に足の着く暮らしがとても落ち着けると思っています。

リビングから庭

南側には道路を挟んで三階建ての住宅群がそびえていて、その視線を交わしながら空が眺められるように窓を設定しています。
隣の敷地の松の木を借景として取り込む予定でしたが、調度いい塩梅になりました。

1階トイレ

トイレは少し大きめに作ってあり、大きな鏡の洗面スペースを設けてあります。

以上で1階の紹介は終わりです。
次回は2階の写真を紹介したいと思います。

→家事楽な洗面室・廊下の有効活用〜WEBオープンハウス・DomadomaHouse
Domadoma Houseの2階部分・外部の竣工写真です。

| DomadomaHouse | 16:25 | comments(0) | trackbacks(0)
都会の喧騒からのワンクッション〜山野草のガーデンアプローチ
大谷石仮敷き

DomadomaHouseのオープンハウスまでもうあと僅か。
工事は最後の追い上げです。
外回りではアプローチ部分の施工が行われています。

アプローチには大谷石を使って山道をイメージしたデザインにしています。
図面だけではうまく伝わらないので、実際に現場で指示を出し並べ方を検討しています。

植栽工事

メインツリーはシラカシの木。
隣地からの視線を遮りたかったので常緑樹とし、かつ、葉が繊細な樹種を植木屋さんに選んでいただきました。
植え込みは二人がかり。
根の周りには良質な腐葉土を混ぜて植え込んでいます。

ソヨゴの実

その他、メインツリーにも成り得るソヨゴの木も植えました。
赤い実がかわいらしい常緑樹なのですが、ソファーに座ったときに目に入る位置に配置しています。
小鳥がついばみに来てくれるといいんですけどね。

山野草の植え込み

今回お願いした植木屋さんは山野草類が得意な方で、とても上手に植え込んでいただいています。
この庭は玄関に通じるアプローチ兼坪庭。
満員電車に揺られコンクリートジャングル(表現が古い・・・)の街から帰宅する際に、ワンクッションおきたかったんですよね。
なんとなくほっとする場所。
せっかくの庭なので眺めるだけではもったいないと、アプローチと兼用しているんです。

アプローチ廻り植栽

植栽工事は図面等で表現することが難しく、殊に下草類はまず不可能だと思っています。
私のイメージを元に度植木屋さんの感性に委ねて施工をお願いできるということは重要です。
外構が完成した後に植木だけの工事に入れればよいのですが、同時並行で植木を買い付け(予約)したりしてもらう必要があったりと、イレギュラーな事が多いのが難しいところですね。

落葉樹の葉が落ちたり山野草類が枯れかかっていたりしますが、とてもいい雰囲気です。
本来の輝きを見せる春が待ち遠しいですね。

ウッドフェンス施工

外構のウッドフェンスの施工写真です。
大工さんの最後の工事です。
これまでお疲れ様です!

補修屋さん

現場では補修屋さんが最終仕上げを行っています。
取手の位置を間違って施工してしまったんですよね。
数が多いのでうまく直るかが心配です。。。

補修道具

ちなみに補修道具はこのような補修用のクレヨンを使います。
地の色に合わせてパテ処理した後に木目を描くのです。

吸ホルボード

現場にはホルムアルデヒドを吸着する養生シートが一部残してありました。
とても丁寧な対応ですね。

さて、DomadomaHouseの工事写真は今回で最終回。
次はオープンハウス後に竣工写真をご紹介したいと思います。

| DomadomaHouse | 02:48 | comments(0) | trackbacks(0)
足場が外れ竣工まであと僅か・・・
DomaDomaHouse外観

工事も残りあと僅か、足場がはずれ来週からは外構工事が始まるという段階まで進みました。 設計が始まってから約一年間。
早いようで長いようで。。。
工事中は完成を待ち望んでいるんですけど、完成が近くなるともう終わっちゃうのかぁ〜とさびしい気分になりますね。

建具取り付け 建具取り付け

さて、工事は少し遡って、建具工事。
建具工事は現場で枠等を採寸して工場で製作して持ち込んでくるのですが、丁番等の取り付けは現場で行うことが多いです。
金物の大きさに合わせ欠き込みを設けて設置しています。

塗装前の養生

塗装工事の養生中。
家具などに色が移らないよう養生します。

塗装・調色

大量に使う色はメーカーに調色させて塗るのですが、少量の場合は現場で調色することが多いです。
出来た色を見て赤味が強いとか黄色味が足りないというのはなんとなく解るのですが、この調色はプロでないと簡単に出来ません。

建具塗装

建具は取り付け前に塗装をしています。
出来る限り埃の舞っていない環境で塗るのが基本です。

書斎カウンター

書斎カウンターにはBistroHouseでも利用した磁石のくっつく黒板塗装を採用しています。
凄く存在感がありますが、とてもいい雰囲気です。

木製玄関扉

玄関扉も取り付きました。
やはり、木の玄関扉はいいですね。

シューズインクローク

その玄関から繋がるシュークローク。
キッチンのバックヤードへと繋がる副動線になっており、買い物袋をもってすぐに冷蔵庫までたどり着く事が出来ます。

洗面

設備機器や電気工事などがまだ残っていますが、ほぼ完成です。

本物件ではお施主様の好意によりオープンハウスの開催を予定しているのですが、現在調整中です。
告知はHP若しくは建築家の個人ブログの方に載せる予定ですのでチェックしていただけたらと思います。
ただし、年内に開催するか?それともご引越し後の開催(来年以降)になるかは未定です。
また、対象も住まい造りを検討中の方に限らせて頂く場合がありますので予めご了承ください。

| DomadomaHouse | 00:47 | comments(0) | trackbacks(0)
仕上げ工事イロイロ〜石貼りにタイル貼り
DomaDomaHouse石貼り

DomaDomaHouseは大工工事が完了し仕上げ工事へと移行しています。
玄関とメインとなるリビングの土間は玄昌石(ブラックスレート)を貼る予定としています。
石をスライスした割り肌が美しい素材。
職人さんが一枚一枚貼り付けいています。

サーモタイル施工

洗面所はサーモタイルというタイルを採用。
このタイルは気泡を多く含んだタイルで素足で触れても冷たくないもの。
洗面所にはとっても相性のいい機能性タイルです。

トスカンブリック施工

リビングの壁には我が家と同じ白いブリックタイルを採用。
このタイルは形がとてもいびつな為、職人泣かせのタイルなんです。
下地にタイルの基準線を書き入れ一枚一枚貼り付けます。
朝から貼り始め、半日でようやくコレだけ貼れました。
午後からはもう少しペースがアップするかな?

DomaDomaHouse色決め

家具の塗装をするのに、使われているそれぞれの素材に着色したサンプルを造っていただきました。
樹種によって塗料の吸い込みが違うので同じ塗料を塗っても違った雰囲気に仕上がる為調整が必要になります。

DomaDomaHouse塗装

色が決まると一斉に塗装屋さんが塗りはじめました。

DomaDomaHouse本棚

家具も色が塗られるとぐっと雰囲気が変わります。

DomaDomaHouseモルタル

外回りの塗装の準備も始まっています。 まずは、シーラーと呼ばれる下地処理を行って、塗料の吸い込みムラを抑える為の処理をします。
乾燥するのを待ち、天候と相談しながら仕上げ塗装が施されます。

DomaDomaHouse玄関

植木屋さんと植える木の打ち合わせ等も始まりどんどん完成が近づいて来ました!

| DomadomaHouse | 06:08 | comments(0) | trackbacks(0)

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PROFILE
建築家・今野暁史(こんのさとし) 東京都内を中心に、埼玉県、千葉県、神奈川県の新築戸建住宅の設計・監理や、中古マンションのリフォーム・リノベーション業務を中心に行っています。
土地探しからのご相談や、具体的でない物件の建築相談等もお受けしてます。
”ライフスタイルをデザインする”をモットーにデザインのみでなく、住まい手の快適性・利便性の良い住まい造りを目指しています。
家事楽な住まいや子育てを愉しむ住宅、頭の良くなる子が育つ家などのアイデアを盛り込み、北欧モダン、和風モダンといった落ち着きある心休まる空間作りを行っています。
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