建築家の建築作品集・Webオープンハウス-工事監理〜竣工写真編

建築家・今野暁史の建築作品集です。
現場監理から竣工まで建築家目線で現場をレポートしていきます。
※こちらのブログではHPのコンテンツの一部として工事現場の写真や竣工写真を紹介しています。
建築家のプロフィールや建築相談はHPよりご確認ください。
生活観の伝わる写真〜伝えたい写真

One Paku Houseが雑誌に掲載された際に撮影された写真を出版社さんに頂くことができたので何点か紹介させていただきます。

建築の竣工写真ですと、空間をイメージしやすい構図で建物主体の写真を撮ることが多いと思うのですが、私は建物をデザインするということ以上にそこでの生活をイメージしているのでなるべく生活し始めてからの写真を撮らせていただくようにしています。

しかし、なかなか人物を入れてまでの撮影は素人ゆえに頼みづらくてなかなか撮影のチャンスがありません。
私が、本来イメージしている空間を伝えるのにはこのような人物を入れた写真が有効でとてもありがたいですね。

玄関が見通せるダイニング ダイニングの見通せる玄関

この家の玄関は、入るとすぐに家の中が見通せる様になっています。
これは、私の自邸でも取り入れた”おかえり玄関”の考え方で、外から帰ってきた(出かける)家族に声を掛けやすいつくりにしたかったから。
しかし、その一方家の中を見せたくない来訪者にも見られてしまうというデメリットもあるんですね。
その点は十分お施主さんに理解してもらい採用しなければならないのですが、やはり自邸で実践していて感じるのは、この配置はいいという事。
もっともっと子供が大きくなってからでないとわからない部分もありますが、家族の距離を縮めるアイデアとして充分機能していると思っています。

自転車ラック

また、この家ではただ単に見通せて、気配を感じれるということだけでなく、旦那さんの趣味の自転車を眺めることが出来る配置となっています。
大好きなものに囲まれて暮らしたい。
それを無理なく実現するのも建築家の務めですね。

登り棒

子供が元気に活発に遊びまわれる家をコンセプトに登り棒を設けています。
そのウンチクは以前のブログでも散々書いているのであえて書きませんが、一年前はまだ全く登れなかった下の子も後少ししたら登れそうな雰囲気になっていました。
こういう家と共に成長する姿を見ると嬉しくなってしまいますね。

プレイピット プレイピット

そして、もう一つこの家の特徴でもあるプレイピット。
子供たちが自由に遊べる土間空間です。
写真は多少演出が入っていますが、子供たちが遊ぶ様子はうまくとらえられていると思います。

プレイピット

登り棒は親の注意を引きたい時。
このプレイピットは一人で集中して遊びたい時に利用すると具合が良いです。
もちろん、縁や階段ステージ部分にまで遊び場が拡大することで親の注意を引けるようなあいまいな領域となっています。

キッチンからの視線やソファーに座ってからの視線。
登り棒と階段との位置関係など私なりに考えたレイアウトです。
本当はカメラを向けていない時の何気ない遊び姿をお伝えできればいいんですけどね(笑)

→すまいの手引きVol.52 新建新聞社(楽天)
こちらの雑誌掲載の際に撮影した写真をいただきました。

| One Paku House | 11:34 | comments(2) | trackbacks(0)
One Paku HouseのWEBオープンハウス〜雑誌の撮影と共に〜植栽工事終了
昇り棒

先日、One Paku House にて雑誌の撮影があり写真を何点か追加しました。
先にHPの施工写真集では紹介していますが、こちらのブログでも改めて紹介させていただきます。

One Paku Houseはやはりこの昇り棒を中心に成り立っています。
昇り棒で遊ぶ子供が家の風景の一部となって家族の絆を深める。
こののぼり棒の周辺に子供の居場所を散りばめ成長を見守る住まいとなっています。

プレイピット

昇り棒のすぐ脇はDEN(デン)になっていて穴倉のような子供のプレイエリア。
おもちゃを散らかしてもリビングまで広がらないのがポイント。
間仕切り家具でなんとなく仕切っています。
ブログでも書いていますが、やはり丸見えのプレイコーナーでは子供も少し居心地が悪いもの。
そのため、キッチンやソファ、ダイニングからはなんとなく隠れるような位置に設けています。

ダイニング

子育てを考える住まいを設計する時に気をつけているのが、子供の空間だけに偏りすぎない事。
子育てが終わり、子供が成長して巣立った時に完結してしまう家であってはなりません。
親の趣味の空間を残しつつ、その影響を子に与える事で家族の絆が深まるものと考えています。

自転車ラック

この家ではお父さんの趣味である自転車のディスプレイコーナーを設けています。
玄関に入ると飾られた自転車が見え、かつダイニングの脇のガラススクリーンからも眺められるように配置しています。

壁付け水栓

プライベートエリアの手洗いは壁付けの水栓器具にしました。
水栓の先が斜めになっていて、壁への水跳ねが無くとても調子がよいとのこと。
家具調に洗面台を造りつけたので相性もバッチリです。

造り付けキッチン

キッチンは造り付けキッチンで二つの庭を見渡せるようになっています。

庭

その庭は暖かくなるのをまって先日施工したばかり。

植栽

写真は施工途中のものですが、後日改めて紹介したいと思います。

アプローチ植栽

玄関周りのアプローチは先行して施工していたので大分草木が落ち着きました。
※写真は前回のものなのでまだににぎわっていません(笑)
こちらも改めて写真を撮り直します。

子供の成長と共に庭の木々が生長していくのが楽しみです。

→竣工写真集はこちらでご覧いただけます

| One Paku House | 00:43 | comments(0) | trackbacks(0)
One Paku HouseのWEBオープンハウス◆漸隼楽なアイデア
外観

少々間が開きましたがOne Paku Houseの竣工写真です。
まずは、外観写真。
アプローチ部分はまだ植栽がされていませんが山野草の庭となる予定です。

リビングからキッチン

前回はリビングの写真を中心に紹介しましたが、今回はキッチン、洗面等の家事コーナーを中心に紹介します。

キッチン バックセット

キッチンの天板は黒い人造大理石としました。
家具工事で作成し、手元にはステンレスボックスを埋め込み洗剤やタオル、調味料などのスペースに。

バックセットは飾り棚をつけてキャビネットは引き出し中心に造りました。

家事楽洗面台

今回の洗面化粧台は引き出しを仮置き台と兼用してみました。
洗濯機上部の仮掛けハンガーと一体利用し、洗濯、取り出し、干すといった動作をスムーズにさせる工夫です。

浴室

浴室はサンルーム的な利用を考えていて、南面に大きな窓を設け自然乾燥も出来る様に考えています。

浴室 仮掛け

竣工後の写真はこんな感じです。
室内干しに対応した間取りで、浴室内だけでなく洗面所の窓前にも干せるようになっています。

ファミリークロゼット

洗面室脇にはファミリークロゼットを設けています。
家族全員の洋服がここに収納されます。
これはお施主さんの住まい方にもよりますが、洗濯物を一度に仕舞う事が出来き、家事の手間を省くことができます。
奥の扉の先は納戸で、そこを通り抜けると階段側に出れるようになっています。

ファミリークロゼット

こちらは竣工後の写真。 スラックスハンガーや収納ボックスのサイズに合わせて設計してあり、スッキリと収納されています。

シューズボックス

シューズボックスも造り付けです。
コートハンガーと傘立て、姿見などを取り付けています。

ダイニング

追加でダイニングの竣工後の写真です。
黒板仕様の壁の下はマガジンラック収納で、雑誌類を収納できます。
キッチンの手元はダイニング側から利用する家具収納で仕切ってあります。

玄関との境はガラススクリーンでガラス越しに壁掛けの自転車が見えるようになってます。
見通しを効かせる事で空間を広く感じられる工夫です。

リビング

ダイニング側からリビングを眺めるとこんな感じです。
ダイニングとリビング位置が少しズレた間取りの為、家具がないと空間が締まりませんでしたが、このちょっと曖昧な領域が家具があると少しは伝わるかなぁと思っています。

例えばお母さんがお友達を呼んでお茶するときなどに、子供を部屋に閉じ込めるのではなく、リビングやDENで遊ばせておける環境。
緩く繋がってなんとなく家族全員が同じ空間にいる状況をこの家では作りたかったんですよね。

そして家族を繋ぐ昇り棒が見通せて、遊ぶ姿が見える。
それぞれ別のことをしていても邪魔にならずに共存出来る間取りを目指していたので、その感じは上手く作れたのではと思っています。

何よりも子供がのびのびと家中走り回り、飛び跳ねたりしている姿がこの家の最大の価値で、これから育つ環境としていい影響を与え続けてくれたらと願っています。

| One Paku House | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0)
One Paku HouseのWEBオープンハウス〜絆の大黒柱・昇り棒
リビング

One Paku House が無事竣工しました。
オープンハウスにお越しいただけなかった方にも物件の様子が解るようにWEBオープンハウスとして竣工写真を掲載させていただきます。
カメラマンに写真を撮っていただく余裕が無かったので、私が撮った写真の為に色温度の調整が一部上手くいっていませんが、予めご了承下さい(笑)

昇り棒リビング

One Paku House はその名の通り子供がワンパクな毎日を過ごすことができるような空間をイメージして作られた住宅です。
施工中のブログでも何度もコンセプトに触れているかもしれませんが、階段脇の昇り棒を中心に家族がひとつになれるような想いをもって設計しています。

昇り棒遊び

その昇り棒は階段脇の比較的目立つ位置に設置しています。
キッチンで家事をするお母さんからも。
ソファーでくつろぐお父さんからも見渡せる(というか視界に入る)位置に敢えて昇り棒を設置した訳は、子供が昇り棒で遊ぶ事で親の注意を惹きより楽しんでくれると思ったから。
家族から見えない場所では子供も遊ぶ甲斐が無いのではないかという思いからです。
その為、階段脇の重要な部分に設置しています。

子供のおもちゃ基地

その昇り棒の脇にはDENスペースがあって子供のプレイコーナーとして使うことを想定しています。
リビングとは段差を設けていますので、おもちゃ箱をひっくり返して遊んでもリビングまで広がらないのがポイント。
空間としては一続きですが、仕切り家具と段差でちょっと隠れるようなスペースの為、親に直接干渉されずに遊ぶことができます。

子供のワークスペース

昇り棒を登った先はワークスペース。
子供の将来の学習スペースです。

昇り棒遊びを通じてなんとなくこの昇り棒の廻りが自分の領域だと感じてもらい、成長にしたがって自然とこの場を自分の居場所と感じられるようになればと考えています。

昇り棒への扉

昇り棒への扉はグラビティヒンジを使って自動的に閉まるようにしています。

ライブラリーコーナー

子供部屋の前には家族のライブラリーコーナーを設けています。
これは私の設計で良く取り入れるのですが、家族の趣味のものを混在させる事で、お互いの趣味や興味を共有できる場にしたいという想いからです。

吹き抜けから

吹き抜けからリビングを覗くとこんな雰囲気です。
この昇り棒が私は大黒柱のような存在だと思っています。
家族の絆をひとつにするこの家のシンボル的な存在。
子供が成長して昇り棒で遊ばなくなっても、常にそこにあり、子供のころの記憶を呼び覚ましてくれるもの。
言葉で上手く表現できませんが、子供の成長にプラスな効果を発揮してくれるものとして信じています。

ガラススクリーン越しの玄関

ダイニングスペースは玄関に飾る自転車が見えるようにガラスのスクリーンとしています。

ダイニング家具仕切り

キッチンとの仕切り家具はお客様用の食器を収納する他、マガジンラックコーナーを設けました。
その家具の上の小壁は黒板塗装を今回も採用しました。
ワークスペースを2階の吹き抜け周りに設けていますが、小さいうちはできる限りダイニングでお勉強をしてもらいたいと考えているので、そういった学習道具も収納できる場所がダイニングに必要だと考えています。
→ダイニングでの学習についてはこちらの記事で詳しく触れています

キッチン・水周りなどは次回掲載予定です。
| One Paku House | 03:06 | comments(0) | trackbacks(0)
リビングの灯火〜家族の灯り
吹き抜け

造作家具がほぼ取り付きました。
現場では電気設備工事などが行われています。
取り付け予定の器具や、開いたダンボールなどがちょっと散乱してしまっているのでちょっとうまく写真は撮れませんでしたが、メインのワンパクなコーナーの雰囲気は伝わるでしょうかね。
この家に大黒柱があるわけではないですが、この細く伸びた昇り棒が家族の絆を深める大黒柱のような存在。
家族を繋ぐ重要な要素です。

ペンダント照明の位置調整

その吹き抜け周りを照らすのがこの照明器具。
電気屋さんに高さを調整してもらっています。

吹き抜けから見た写真

私はできる限り間接照明やダウンライトを使って照明器具が見えないように設計するのですが、今回は丸い灯りをリビングの中心に据えました。
ワンパクハウスのコンセプトでは昇り棒を家の中心として扱っているのですが、ひとつの明るい灯りがリビングに満月のように浮かぶのも良いかなと思い採用しています。

本当は、取り付けの位置などを明かりを灯して夜に設定したいのですが、工程の関係で難しい為、想像で位置を決定なければならないのが辛い所です。

ライブラリーコーナー

2階の吹き抜け周りのライブラリーコーナー。
ここにデスクが設置されます。
この奥の扉からリビングに昇り降りすることができるわけです。

キッチン施工 黒板塗装

キッチンも設置されています。
今回は黒い天板を採用しています。
ガス機器などの設置はまだです。

ダイニング側は欄間付きのガラス窓。
キッチンとの仕切り家具の上部は今回も黒板塗装としました。

塗装いろいろ

しかし、塗装やさんの塗料の数を見るとすごいですね。
今回は部位によって色は同じでも種類を変えていたりするので多いのかもしれません。

ほんと、大変な工事をお願いして申し訳ないです。

さて、工事もほぼ完成(写真ではそう見えないかもしれませんが)です。
建築家の個人ブログのほうで告知してましたが、12/23(金・祝)にオープンハウスを開催する予定です。
詳細については改めて個人ブログのほうで告知する予定ですので、ご確認いただけたらと思います。
多数のご参加お待ちしております。

| One Paku House | 00:47 | comments(0) | trackbacks(0)

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建築家・今野暁史(こんのさとし) 東京都内を中心に、埼玉県、千葉県、神奈川県の新築戸建住宅の設計・監理や、中古マンションのリフォーム・リノベーション業務を中心に行っています。
土地探しからのご相談や、具体的でない物件の建築相談等もお受けしてます。
”ライフスタイルをデザインする”をモットーにデザインのみでなく、住まい手の快適性・利便性の良い住まい造りを目指しています。
家事楽な住まいや子育てを愉しむ住宅、頭の良くなる子が育つ家などのアイデアを盛り込み、北欧モダン、和風モダンといった落ち着きある心休まる空間作りを行っています。
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