建築家の建築作品集・Webオープンハウス-工事監理〜竣工写真編

建築家・今野暁史の建築作品集です。
現場監理から竣工まで建築家目線で現場をレポートしていきます。
※こちらのブログではHPのコンテンツの一部として工事現場の写真や竣工写真を紹介しています。
建築家のプロフィールや建築相談はHPよりご確認ください。
造作家具と家具工事の色合わせ
家具工事

One Paku Houseも工事が終盤。塗装工事が始まりました。
工場で作成した家具工事は予め工場で塗装しているのですが、現場で造り付けた家具は塗装は現場で行う為、塗装の色合わせを行いながら塗装していきます。

壁のルナファーザーにも塗装仕上げを施す為、吹き抜け部にはローリングタワーが組まれ足場を確保しています。

造作家具

子供のピット(DEN)部分の仕切り家具もいい感じで納まりました。
リビングからちょっと視線を外してこんもりとした遊びスペースを確保したかったので、うまくその雰囲気は出せたように思います。

家具塗装

家具の塗装はオイルステインという塗装で、一旦塗った塗装をふき取りながら作業を進めます。
木目を残しながら着色する手法です。

造り付け本棚

本棚などは棚板を外してから作業を進めます。
棚板は別途一枚一枚塗装して仕上げるのです。

手摺取り付け

色がつくと一気に家具の表情も変化します。
家具が全て塗装されると大分重い色になりますが、本棚に本が詰まった時の表情が完成形だと思っています。

扉の塗装

建具の塗装も行っています。
建具は家具と同じ塗装のものと、場所によって白い塗装扉、既製品の白い扉と使い分けています。

ダイニング

ダイニングから玄関を眺めた写真。
玄関岡辺には自転車が飾られる予定で、ガラス扉でゆるく仕切りながら、室内からも眺められるようにしています。

タイル工事

タイル工事も始まりました。
一気にいろいろな工事が進み現場を確認するのも大変です。
しかし、この日は外部の塗装工事も行われていたのですが、雨が降りそうだったので中断して別の日に繰越になってしまいました。
なかなか、外部の工事が進みませんが、それ以外は工程通りに終わりそうです。

| One Paku House | 21:31 | comments(0) | trackbacks(0)
家具工事が始まりぐっと完成に近づきました
家具工事

One Paku House の家具工事が始まりました。
コストの関係で、現場で大工さんが作る造作家具と工場加工の家具工事が混在するのですが、造作家具と違って工場加工の家具工事は、出来た物を納めるのでやはり早いですね。
あっという間に現場の様子が変化しました。

家具工事 家具工事

家具工事のメリットは塗装も工場で行うことができる為、美しい仕上がりを求めることができます。
また、精度も良く、細かい細工も得意とします。
一方、現場で作る造作家具の場合はまさに現場で採寸して作成するので家具をぴったり合わせて作ることができるのですが、家具工事の場合は、運搬可能な大きさに分割したり、壁の中に納める時の遊び(クリア)が必要になります。

家具工事

天井いっぱいの家具の場合は家具を起こす為に、天井との間に隙間を設ける必要があったりとシビアな納まりに向かない場合もあるのですが、今回は吹き抜けがある為、余分な隙間は最小限に抑えて施工する事が出来ました。

もちろん、現場での加工も行います。
カウンター材等は現場の大きさに合わせて再度調整して取り付けます。

階段廻り

家具と一体の階段の造作工事。
こちらも大分完成しました。

階段廻り

階段脇のピットは子供の遊び場として利用するスペース。
まだ、資材等が広がっていて全容が見えませんが、リビングから一段下がったおこもり空間で居心地がいい場所になる予定です。

クロス工事

クロス工事が始まりました。
今回はビニールクロスとルナファーザーというドイツの紙クロスをエリア別けして施工しています。
寝室などは下地に調湿ボードを利用していて、壁が呼吸するようなイメージの仕上げとしています。
(ルナファーザーは湿気を透過するので調湿ボードとの相性が良いんです。)

クロス下地パテ処理

クロス張りの下地はパテ処理といって、ビスの頭や継ぎ目を補修してから行います。

階段手摺

階段の手摺も取り付きました。
ここまで出来上がってくるともう少しです。

羽目板張り

外壁の板貼りも始まっています。
しかし、ちょっと色むらが大きめ。
外壁にはウェスタンレッドシダーという元々色むらの大きい材料を使っているのですが、いつもより色の差が大きいように感じます。
数年経てば色の差も落ち着くはずなのですが、完成した時の見た目が少々心配です。
まぁ、年月とともに熟成され深みが増すのが無垢材のいい所なので、様子を見ることになりました。

既製品ではない自然素材を使う時には良く起きる問題ですが、新築時点が一番美しい建物が良いか?
そういった味を楽しむ事ができるかが、本物の素材を使う時の鍵になるように思います。

| One Paku House | 02:15 | comments(0) | trackbacks(0)
ラスモルタルの施工〜ファイバーメッシュでひび割れ防止
軽量モルタル

OnePakuHouseでは外壁のラスモルタルの施工が行われました。

ラスモル ラスモル 

ラスモルタルとはラス網という金網にモルタルを塗る施工法です。
モルタルは水と砂、セメントで構成され、その配合比が決められています。
それらの材料を現場で混ぜ合わせ施工します。

ラスモルコーナー部 ファイバーネット

今回もファイバーメッシュを間に伏せこむ工法を採用しました。
コレはコンクリートの鉄筋にあたる材料で、ひび割れを防ぐ効果があります。
コンクリートの場合はモルタルに骨材(石)は混ぜ合わさったようなものですが、コレは圧縮力(押される力)には強いのですが、引張力(引っ張られる力)には弱く脆いのです。
その引張力を補うのが鉄筋という訳で、二つの素材が協力し合って強さを発揮するんですね。

モルタルの場合はコレまでその鉄筋にあたる材料が使われずにきましたが、やはり古い家屋などで窓の周辺部などにクラックなどが入っている姿をよく見かけるので、その補強が必要だと感じています。
そこでこのファイバーメッシュを全面+開口部周りに補強することでひび割れしづらいモルタル下地を作ることができると思っています。

ラスモル施工

また、広い面積を塗った場合は乾燥収縮や熱膨張によってクラック(ひび割れ)が起きる可能性があるため、このファイバーメッシュが重要になります。

電動ウィンチ

現場ではモルタルを持って昇り降りするのは大変なので、ウィンチを使って荷揚げ作業を行っていました。

昇り棒

現場にお施主さんもいらっしゃったのですが、お子さんがうれしそうに昇り棒で遊んでいました。
どうやら昇り棒で遊ぶのを楽しみにして来たらしいのです。
現場が完成する前に飽きなければいいんですけどね(笑)

造作工事

現場では細かい造作工事が始まっています。

金柑の木

そろそろ、外構の詳細も詰めていかなければならないのですが、そのキーとなるのはこの金柑の木。
庭に残した木を中心にイメージを膨らませていきます。

| One Paku House | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0)
昇り棒完成、調湿ボード施工、断熱材施工
ワンパクハウス昇り棒位置検討

前回お施主様と位置を決定した昇り棒の施工が行われました。
再度、位置を出し確認。
二階の床から降りやすく、かつ昇り棒から二階の床に出やすい位置であるかを確認し設置しました。

昇り棒施工

現場で溶接を行い(本来はあまりよくないのですが・・・)がっちり固定。
設置位置は床からでなく、コンクリートと天井の梁で固定し強度を確保しています。

ワンパクハウス昇り棒確認

設置後に昇降し強度のチェックを行いました。
私も昇ってみたのですが、問題なく昇り降り出来ました。
しかし、とってもいい運動になりましたね。
子供のころはもっとすいすい昇っていたと思ったんですけどね・・・

ワンパクハウス鉄骨階段

鉄骨階段も設置されました。
下段がまだ取り付いていませんが、家具と一体の階段になる予定です。

調湿ボード施工

寝室は調湿ボードを下地として施工しています。
これは調湿作用のある石膏ボードで、仕上げに通気性のあるものを使うことで、室内の湿気の変動を最小限に抑えることが出来る健康建材です。

ワンパクハウス調湿ボード

調湿ボードは一般的な石膏ボードと色が違う為、見分けがつきやすいです。
仕上がると確認できなくなってしまう為、きちんと所定の範囲に貼られているかを確認します。

ワンパクハウス設備工事 ワンパクハウスレンジフードダクト

天井のボードが張られる前に配管や配線など設備工事も急ピッチで行われています。
レンジフードのダクトは特殊なダクトを利用し梁型が出るのを最小限に留めています。

ワンパクハウス水切り

外周部でひとつ問題があったのが水切りの施工。
本来は防水紙(通気胴縁)の施工前に取り付けなければきちんと防水できないものが、取り付いていなかったんですね。
手順違いだと思うのですが、工事の順番によって性能をきちんと発揮できない為、是正を求めていたのです。

私のほうでももう少し早く気づいてあげられたら出戻り作業も少なくてすんだのですけどね。。。

ワンパクハウスチークフローリング

床に使うチークフローリング。
一概にチークといっても産地によって色味が異なるのですが、今回はビルマチークのフローリングを手配しました。
やはりいい色しています。
早く貼られたところが見たいですね。

| One Paku House | 00:37 | comments(0) | trackbacks(0)
ワンパクどころ〜昇り棒で繋がる家族の絆
Onepakuhouse外観

OnePakuHouseの進捗状況です。
天候不順でなかなか外部の野工事が進んでおりませんが、少しづつ現場は進行しています。

吹き抜け

私の設計の場合、出来る限り単純な廊下を造らないように心掛けているのですが、今回は吹き抜けを囲むように本棚とデスクが造られる予定です。

昇り棒確認

ワークスペース(お子さんの勉強スペース)からは昇り棒でリビングに降りれるように計画しています。
現場でお施主さんと棒の建てる位置について打ち合わせを行いました。
強度確保の為、床下のコンクリートから固定するのでこの状態で決定しなければならないんですね。
周辺の壁や家具の位置を現場監督さんに出してもらいシュミレーション。
昇り棒を設置することは私自身初めてなので試行錯誤です。

この昇り棒がOnePakuHouseのワンパクたる所以。
お子様が元気にのびのびと暮らす賑やかな家になるかはこの昇り棒にかかっているだけに失敗は許されません。

昇り棒に関してはいろいろな考えがあるかと思います。
子供のころしか使わないものの為に、スペースとコストをかける必要があるか?
ただ単純にそのことだけを考えると無駄になってしまいますが、自宅でそういった遊びが出来ること。
大きくなってもその遊び場が残り、記憶として残ることが重要だと思っています。

敢えてリビングのTV脇に設置する事で、昇り棒を昇降する時に親が遊びに絡む機会が多くなるようにしています。
親がTVに集中しているときに構ってもらいたくて邪魔するように遊びだしたり、おやつの合図で降りてきたり、お友達を呼んで一緒に遊んだり。
その遊ぶ姿が親に直接見える事が、ほんのちょっとですが何かのいいキッカケになると思うんです。<br /> それが何なのかはまだわかりませんが、なんとなく直感的にそう思うんですよね。

人大カウンターの確認

家具屋さんとも現場で打ち合わせを行い、設置方法などの方針を確認。
今回は造り付けのキッチンの天板に黒い人造大理石を使う予定としているため、サンプルを取り寄せ色味の確認を行いました。
自宅の北欧家具の上に天板を置いて確認したわけですが、なかなか渋いキッチンが出来そうです。

浴室

こちらはUBが設置される予定の場所。
浴室をサンルーム的に利用して浴室暖房乾燥機なしで自然乾燥を目指します。

防蟻処理済み 防蟻処理

防蟻処理が完了しました。
着色して処理をした範囲が解り易くなった薬剤もあるのですが、今回採用した防蟻材はほんのり濡れ色になるだけのもの。
それなので、施工したかの核心が持ってないのですが、この張り紙とスタンプが一番の証拠になります。

通気胴縁

外壁は通気工法を採用しているのですが、胴縁の施工方法が間違っていた為、是正を求めました。
サッシ廻りの空気もきちんと循環されるように隙間を持たせるように改善します。
この箇所がきちんと施工されていなかった為、今後他の部分でも目を光らせなければならない部分が多くなってしまいました。

現場監理の頻度を高めないといけないかな?
ひとつこういう問題があると疑心暗鬼になってしまって良くありませんね。

| One Paku House | 01:46 | comments(2) | trackbacks(0)

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PROFILE
建築家・今野暁史(こんのさとし) 東京都内を中心に、埼玉県、千葉県、神奈川県の新築戸建住宅の設計・監理や、中古マンションのリフォーム・リノベーション業務を中心に行っています。
土地探しからのご相談や、具体的でない物件の建築相談等もお受けしてます。
”ライフスタイルをデザインする”をモットーにデザインのみでなく、住まい手の快適性・利便性の良い住まい造りを目指しています。
家事楽な住まいや子育てを愉しむ住宅、頭の良くなる子が育つ家などのアイデアを盛り込み、北欧モダン、和風モダンといった落ち着きある心休まる空間作りを行っています。
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