建築家の建築作品集・Webオープンハウス-工事監理〜竣工写真編

建築家・今野暁史の建築作品集です。
現場監理から竣工まで建築家目線で現場をレポートしていきます。
※こちらのブログではHPのコンテンツの一部として工事現場の写真や竣工写真を紹介しています。
建築家のプロフィールや建築相談はHPよりご確認ください。
造作家具工事始まりました。
リビングカウンター

House in Libraryの家具工事が始まりました。
リビングは造り付け家具が大半を占めるため、この工事が始まるまではなんとなくまだまだ終わらない感じがしていましたが、ぐっと工事が完成に近づいた気がします。

家具工事

家のテーマでもある本棚。
それぞれの箱を工場で造り現場で連結しています。

手持ち家具

造り付け家具の一部にお施主様の手持ち家具を組み込むことにしています。
周辺の家具と一体となってどんな表情になるか?
完成が待ち遠しいです。

枠塗装

塗装工事も始まっています。
周辺を養生して下塗り、本塗りと重ねていきます。

パテ処理 パテ処理

壁天井のパテ処理中です。
ボードの継ぎ目を平滑にし、ビスの凹凸をなくしていきます。

手摺塗装

外壁の塗装も終わりました。
テラスの手摺は取り外し可能となっています。
それは、階段がギリギリなので、家具等をテラスから搬入できるようにする為です。

クロス工事

プライベート空間は消臭クロスを採用しています。
触媒作用でアンモニアやタバコの臭い、ホルムアルデヒド分解する高機能壁紙です。

様々な臭気を分解する壁紙ですが、芳香剤やカビの臭いは分解できません。
でも、カビが生えているのに気づかないほうが問題ですからね。

明日には足場が外れるはず。
完成は三月初旬予定。
オープンハウスもタイミングが合えば開催したいと思っています。

| House in Library | 02:10 | comments(0) | trackbacks(0)
勾配天井で取り込むやわらかい光
勾配天井施工中

勾配天井が施工されました。
天井が黒いのは下地でここに木を貼る予定です。

吹き抜け

三階から見るとこんな感じです。
地窓と勾配天井が繋がり、三階で取り込んだ光をリビングに誘導します。
ここは障子で仕切る予定で光をやわらかく取り込みます。

複雑な階段

狭小地の三階建てということもあり階段がとても複雑。
階段の占める面積を最小限にする為にどうしても窮屈な階段になってしまいます。
曲がり部分が多くなってしまうので昇り辛くなってしまいがちなので注意が必要ですね。

階段納まり 複雑な階段

今回もかなり複雑なことに。
窓や収納と絡みギリギリの設計です。

キッチン廻り

キッチンが施工されました。
といってもキッチンセットはもう施工済みで養生してある状態。
レンジフードの取り付けを行っていました。
斜め天井に取り付く為、既製品のレンジフードを少しカスタマイズして取り付けることに。
本当に何もかもがギリギリです。。。

玄関廻り

玄関周りも大分出来てきました。
下部は玄関側から使う収納で、上部は寝室の押入れとなっています。

養生中

外部の吹き付け塗装の準備としてサッシや手摺などの養生が行われていました。

色あわせ

家具の色などの再確認。
以前の家で作成した色見本を見せて調色をお願いしたのですがなかなか色が合いません。
同じウレタン染色するのにも木の種類やによって吸い込みが異なるのと、塗料の種類によっても差が出るので簡単にあわせることができません。
同じ木の種類でも、枠材と合板では吸い込みが違うし、僕らが指示で同じ様に塗ってくれというのは簡単なのですが、それを実現する塗装やさんは大変です。
でも、大変なのは解っているのですが・・・
妥協はできません。
この日は近い色が作れずに塗装屋さんに宿題として後日再確認することにしました。

その場で何度も調色してくれて一生懸命合わせてくれているのですが、何度も首を横に振らなければならないのは辛いですね。。。

| House in Library | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0)
フローリング施工〜詳細部分の再検証
家具工事

House in Libraryのボード貼りがほぼ終わり、フローリングの施工が始まりました。

支給無垢フローリング

現場では問題がひとつ。
一番目立つだろう部分にとても目の悪い床材が貼られていたのです。
もう、糊をくべて貼ってしまった後だったのですが、張り替えていただくようにお願いしました。
難しいのがこのフローリングはお施主様からの支給品扱いのフローリングだったこと。
フローリングが悪いのだけど、やり直しをお願いしなければならない時に責任の所在が曖昧になってしまいます。
これが、工務店の用意したものであれば張替えをお願いしやすい部分もあるのですが、支給品の難しいところです。

突き板フローリング貼り

プライベートな空間ではチークの突き板を張ったフローリングを施工しています。
こちらは、メーカー品として出荷されているため、先ほどのような目の悪い部分は含まれていないはずです。
一方、支給した無垢フローリングはNET通販的なルートで仕入れた為、若干品質に差が出るのは仕方が無いこと。
出来れば貼る時に気にかけながら貼ってもらいたいのですが、なかなか徹底することは難しいですね。

勾配天井施工中

勾配天井部分がようやく施工されました。
本当はもっと天井を高くできるのですが、空間の大きさに応じて吹き抜けの高さを抑えています。

格子貼り天井

勾配天井部は格子張りにする予定です。
格子の大きさと間隔などを確かめる為に、簡単なサンプルを作り寸法を決めました。
初めての試みなので出来上がりが楽しみです。

階段施工中

階段の施工が始まっていました。
狭小物件の為、自ずと階段もコンパクトになります。
完成すると大きな家具も入らないくらいギリギリの寸法です。

モルタルのファイバーメッシュ施工

前回のモルタル施工の続き、下塗りのモルタルが施工された後にファイバーメッシュを伏せこんで施工しているところです。

モルタル

白いメッシュが見えますがコレがファイバーメッシュ。
モルタルのクラックを防ぐ秘策です。

コーナー部は金物で補強しています。

リビングスケッチ

現場では細かい納まりをスケッチに描いて指示・打ち合わせを行っています。
お施主さんの要望もあり、当初の設計から変更した箇所がある為、現場の進行に追いつかれないように急ピッチで詳細を検証しています。

リビングスケッチ

図面で平面、立面と別けて考えるより立体で同時に考えたほうが間違いが少ないし、お施主さんにも伝わりやすいのでいいです。

リビングスケッチ

もちろん、現場の大工さんにも。
図面をちゃんと書いても見ていないことが多いので、イメージとして伝えることも重要ですね。
来週辺りにはこれらの家具も大分出来上がってくる予定です。

| House in Library | 09:44 | comments(0) | trackbacks(0)
見えなくなる工事=大事な工事
ラスの施工中

地味に工事が進んでいます。
外部ではラス網と言ってモルタルを施工する下地を取り付けています。

ラスモルタル工事

通気工法を採用しているので、このラス網の下で防水ラインを形成していて、万一モルタルの裏に水が回りこんでもこの通気層を伝って水が排出される予定です。

サッシの防水納まり

サッシの廻り等の防水がきちんと行われているかの確認。
水が入り込んだ場合に室内側に漏れ出すことなく、排出されるように防水シートやテープが順序良く施工されているかを確認します。

FRP防水

テラス部分のFRP防水も施されました。
しばらく雨が降っていませんが、これで雨が降っても大丈夫です。

玄関ドア

玄関ドアが取り付きました。
今回は既製品の玄関ドアを採用。
お施主さんと一緒にショールームに同行して選びました。

耐力壁

内部の耐力壁部分の確認。
きちんと受け材が入っているかを確認します。
壁が出来上がると、正しく施工されているかの判断がつかなくなってしまうのですが、今回は大工さん自身が間違えないように先に耐力壁部分の壁のみ仮貼りして間違えぬよう工夫していました。

サヤ管ヘッダー工法

内部の給湯・給水管はサヤ管ヘッダー工法を採用しています。
このピンクの管の中にさらに管が入っていて、メンテナンスによって内部の管のみ交換ができるようになっています。

浴室のボード張り

浴室部分にも石膏ボードを張っています。
通常は貼る必要が無いのですが、防火上の規定からこの家はそうする必要があるのです。

下地補強

吊戸棚を取り付ける部分に受けの合板を取り付けています。
ここも、表面材は燃えにくい石膏ボードを張るため、その内側に下地を入れています。

仕上がってしまうと見えなくなる部分。
でも、建物の防火のグレードや、メンテナンス性への配慮などによって建築工事費は増減します。
ただ単純に安いとか高いとかを見た目だけで判断できないところが建築の難しいところですね。

表面から見えないという事は後から直すのが容易でない部分になります。
永く、快適に住まう為にはとても重要な工事です。

| House in Library | 10:28 | comments(0) | trackbacks(0)
断熱だけでない防音効果もあるセルローズファイバー吹き込み工事
セルローズファイバー施工

前回のブログにも少し登場しましたが、セルローズファイバー吹込み断熱材の紹介です。
まずは、断熱材の吹き込みに先立ち屋根部分の通気層を確保する為に不織布の施工をします。

セルロズファイバー施工

壁部分は別に通気層を設けている為、手前の不織布のみを施工します。
写真は貼りあがったところ。

セルロズファイバー施工 吹込み中

吹き込みの様子です。
大きなノズルの先からセルローズファイバーが放出され壁・天井の中に詰めていきます。

吹き込んでいると、別の孔から噴出してしまうので、手で押さえながら施工しています。

ダクト 吹き込み機械

現場には吹き込みようのダクトが渦巻いています。
そのダクトの先をたどっていくと、トラックの中にたどり着きました。
トラックの中は防音構造になっていて噴霧器(ブロア−)の音と振動をできる限り抑えています。

吊押入れ部分

天井部分の吹き込み状況。
不織布の柔らかい表情がちょっと不思議な感じです。

吹き込み後

吹込みが完了したところです。
一般的な繊維系(グラスウール)に比べ、隙間無く施工できていることは明確です。
筋交いや金物の周囲など、パック詰めされた繊維系の断熱材では充填が難しい場所もぎっしりと断熱材が詰められています。

吹き込み後

その証拠に、先程の箇所を見てみるとたっぷりと膨らんだ様子が見れると思います。

吹き込み後

手で押してもびくともしません。

シート張り

吹き込み後は、吹き込みに利用した穴をふさぐ作業を行い完了です。

セルローズファイバー

セルローズファイバーの吹き込み工法のセルローズファイバーとは古新聞などの紙を繊維状にしたもの。
繊維系の断熱材に比べ、紙の繊維一本一本にも気泡が含まれている為、遮音性も優れています。
House in Libraryは線路沿いに建つのでその遮音性が高いという点も重視してセルローズファイバー吹込み工法を採用しました。

セルローズファイバー

以前、王子製紙の工場見学に行った事があるのですが、遮音性に関しては実験で確認済。
その信頼性は高いです。
何よりも、繊維系の断熱材の場合は部分的に詰め込みすぎたりして断熱性能が落ちたり、逆に隙間が開いてしまって断熱欠損が起きてしまったりと施工ミスがおきやすい別けですが、そういった弱点が出来辛い点が優れていますね。

そんなメリットばかりのセルローズファイバーですが、デメリットはやはりコストが高いということですかね。
事務所の標準仕様にしたいのですが、なかなかできないでいます。。。

差し棟納まり

そう、現場では屋根が完成しました。
差し棟部分も綺麗に納まりました。

| House in Library | 00:51 | comments(0) | trackbacks(0)

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建築家・今野暁史(こんのさとし) 東京都内を中心に、埼玉県、千葉県、神奈川県の新築戸建住宅の設計・監理や、中古マンションのリフォーム・リノベーション業務を中心に行っています。
土地探しからのご相談や、具体的でない物件の建築相談等もお受けしてます。
”ライフスタイルをデザインする”をモットーにデザインのみでなく、住まい手の快適性・利便性の良い住まい造りを目指しています。
家事楽な住まいや子育てを愉しむ住宅、頭の良くなる子が育つ家などのアイデアを盛り込み、北欧モダン、和風モダンといった落ち着きある心休まる空間作りを行っています。
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